第46回伝道師補任祖山研修会開催
令和4年7月4日~6日、群馬教区主催のもと「第46回伝道師補任祖山研修会」が行われた。新型コロナ感染拡大対策を講じ、最大限の配慮を行いながら総本山比叡山延暦寺にて3年ぶりの開催となった。
体験内容は、比叡山と回峰行のビデオ研修、お山の話、座談会、食事作法、座禅、朝のお勤め、浄土院参拝後西塔から横川まで行者道約5キロを歩く回峰行体験、写経、礼拝行など多岐に渡った。そして大行満大阿闍梨上原師にも法話とお加持を頂くことができた。閉講式ののち、比叡山を後にして天台真盛宗総本山西教寺参拝し帰路へついた。
群馬教区宗務所長三浦祐俊師は「この研修で悪いものはお山において良いものを持ち帰りましょう」、延暦寺会館長今出川行戒師は「辛いこともあるが、全力で指導とサポートする」、延暦寺執行水尾寂芳師は「立派な伝道師です、各寺院を盛り立ててもらいたい」とのお言葉通り、研修でその全てを頂戴し伝道師輪袈裟と記章・任命証・修了証を手に、1人もかけることなく全ての研修を終え、新伝道師17名が誕生した。